ナースセンター

過去に開催されたセミナー

平成30年度再就業支援セミナー

心を見つめ、その人らしさを大切にするケアを


石川県ナースセンターの第11回再就業支援セミナー「認知症ケアについて学ぼう」は12月7日(金)、金沢市の岡部病院で行われました。参加者16人が認知症の特徴的な症状などを学んだ上で、コミュニケーションや支援など実際にケアをする際の注意点や、日々の心の持ちようについて考えました。

講師は同病院看護部長で精神科認定看護師の高橋ひろえさんが務め、認知症の患者、とくに高齢者との関わりにおいては、相手のペースに合わせることや、余裕のある態度をとることなどを大切なポイントを挙げました。起きてしまったことに対応するよりも、起きないように対処することを意識することで、看護とケアの負担は減ることを強調しました。
 
講義を始める前に参加者の緊張をほぐすゲームをしたり、最後には時代劇「水戸黄門」のテーマソングを童謡「どんぐりころころ」のメロディーで歌ったりと、参加者はともに学び、ともに楽しい時間を共有できました。最後に高橋看護部長は「人生は一回きり。皆さん前向きに頑張りましょう」とエールを送りました。セミナー後のアンケートには「認知症の方との関わりに悩んでいたので、本日の内容を現場で実践したい」「看護に正解はないという言葉が印象的でした」など、思い思いの感想が寄せられました。

人を呼び、チームで蘇生をすることの大切さを再確認


石川県ナースセンターの第10回再就業支援セミナー「救急蘇生について学ぼう」は11月16日(金)、白山市の公立つるぎ病院で行われ、参加者17人が心肺停止のBLS(一次救命処置)とCPR(心肺蘇生法)、AED(自動体外式除細動)の手順と注意点に理解を深め、万一の際、すばやく的確に行動できることを目標に実技に臨みました。

講義の冒頭、同病院看護師で災害看護活動推進員としても活動する大月真由美さんが「単独で心肺の蘇生はできません。必ず声を出して周りの人の協力を得てほしい」と、今回のテーマの最重要ポイントを力説しました。講義後、参加者は4つのグループに分かれ、モデル人形を使った心肺蘇生に挑戦し、胸骨圧迫時のリズムと力の入れ方、AEDを使う際の目視の重要性や周囲への注意喚起など、大切なポイントを一つずつ学びました。

このほか、救急時に集まったメンバーが目的に向かって動くためには、コミュニケーションが必要不可欠で、胸骨圧迫に疲れて交代をしたいときは事前に声をかけ、間を空けず素早く入れ替わる練習にも取り組みました。セミナー後、参加者の感想は「慌てずに行動したい」「ボランティア活動や職場で役立てたい」など、それぞれが万一の際の対応に自信を深めました。

辛さや苦悩を和らげるケアとしてのコミュニケーションについて学ぶ


第9回セミナー「看護のための対話学習」は10月25日(木)、石川県済生会金沢病院で実施されました。参加者8人が講義やロールプレイなどを通し、今回のテーマでもある「対話の基本姿勢とケアとしてのコミュニケーション」について新たな気づきを得ました。

浦美奈子看護部長が冒頭に挨拶をした後、緩和ケア認定看護師の太田華重子さんがコミュニケーションに関する講義をしました。太田さんは、人知れぬ辛さや苦悩を抱える患者さんや、そのご家族の理解者となるための効果的な傾聴方法や、共感することの重要性などコミュニケーションを理解・実践する上での基本スキルと心構えを解説しました。

続いてロールプレイでは、緩和ケア認定看護師の齋藤優生さんの指導の下、参加者は3人1組のグループに分かれ、患者役と看護師役、観察者役を順番に演じながら、シチュエーションに応じた話し方や聴き方に挑戦しました。看護師役は「がんの完治が難しい」と医師から伝えられたばかりの患者役から気持ちを引き出し、医師の説明の理解度を確認するなど、さまざまなミッションが与えられました。「ナース役の難しさをあらためて感じました。間の取り方や質問のタイミングなどを勉強することができました」「ロールプレイで、患者役をできてよかった。各々の役割の心情が読み取れ、立場の違うものの理解につながった。これからの看護に活かしたい」など体験後の感想を共有しました。

講義と実技を通し、呼吸のアセスメントと吸痰に自信をつける


石川県ナースセンターの第8回再就業支援セミナー「呼吸器ケアについて学ぼう」は10月12日(水)、七尾市の恵寿総合病院で実施され、参加者14人が呼吸のフィジカルアセスメントや酸素療法、気道クリアランスなどの知識と技術の習得に励みました。

セミナー開始にあたり本橋敏美看護部長があいさつし、慢性呼吸器疾患看護認定看護師で特定看護師の船山真理子さんと山本美保さんがそれぞれ講義をしました。「呼吸のフィジカルアセスメント」の解説では、船山さんから解剖学的に上葉、中葉、下葉の説明を受け、とくに下葉の聴診が重要なことや、背中の音も聞くことなど聴診時のポイントを学んだ後、参加者は喘息や心不全の音などさまざまな呼吸音を出すことのできるモデル人形の胸部に聴診器をあて、正常な呼吸音との違いを耳で確認しました。

続いて山本さんは、酸素療法における「低流量システム」と「高流量システム」や、気管吸引のタイミングなどを重要なポイントとして挙げました。その後、吸痰の実技指導も行われ、参加者は吸引カテーテルの取り扱い方や、1回の吸引にかける時間などに注意しながら、正しい手順を一人ひとり学びました。参加者アンケートでは「吸痰に関する本格的な指導を受けたことがないので、大変勉強になりました」「高齢の患者さんのケアに実践したいです」など、さまざまな声が寄せられました。

食事介助や口腔ケアなど日常を支える看護技術に理解


石川県ナースセンターの第7回再就業支援セミナー「摂食嚥下障害看護(食事介助、経管栄養、口腔ケア)について学ぼう」は9月26日(水)、金沢市の国立病院機構医王病院で開催されました。参加者14人は嚥下のメカニズムや食事形態の適切な選択、口腔ケアの正しい手順と姿勢など幅広い内容を学んだほか、同病院で実際に提供されているソフト食や嚥下食を使った食事介助の実践にも取り組みました。

講師は摂食・嚥下障害看護認定看護師として活躍する林瑶子さんと大平美穂さんが務め、林さんが摂食嚥下、大平さんが口腔ケアの分野をそれぞれ担当しました。林さんは、食物が口から胃へと伝わる5つの段階と、各段階における代表的な障害を解説した上で、安全に食べるために必要な環境や食事介助の方法を説明しました。

続いて講義をした大平さんは、歯周病が全身のいたるところに悪影響を及ぼすことを強調し、正しい方法で歯垢を除去するための口唇の保護やブラッシング、粘膜ケアなどを指導しました。講義後、歯ブラシを選択する際の基準や、しつこい舌苔を取り除く方法について、参加者から質問がありました。アンケートでは「勤務先で口腔ケアの必要性を伝えて実践したい」「介護の現場で急な事態の対応や予防に活かしたい」などの感想が寄せられました。

パソコンソフトWordを使って、デザインとレイアウトに挑戦


第6回セミナー「パソコン講座 Wordの基礎と応用について学ぼう」は9月6日(木)、金沢市の石川県IT総合人材育成センターで行われ、受講者15人が文章作成ソフトWordのさまざまな機能を使いこなし、見やすくて分かりやすいデザインとレイアウトに取り組みました。

メイン講師は城戸恵子さん、サブ講師は蔦亜季葉さんが務め、講義中、パソコンの操作法などに行き詰まった受講者がいないかを逐一確認するなど、丁寧に指導を進めました。この日の課題は、事前に用意されたテキストのみが入力されたWordファイルを使って、お花見の案内状を作成すること。受講者は、文字の大きさや書体、位置などを調整・変更、桜のイラストデータの挿入、出欠表作成など必要なパーツを一つずつ作成する過程を通し、効率の良い操作方法や、美しく仕上げる方法などを学びました。

お花見の案内状を作成した後、この日の復習を兼ねて、追加の課題が出されました。城戸さんは「日常的に使わないと忘れてしまうので、ぜひ本日覚えたことを活かしてほしい」とアドバイスを送りました。参加者アンケートには「目から鱗の内容でした」「職場での資料作りに役立てたい」などの記載がありました。

心電図の読み方、電極のつけ方など基本とポイントを再確認


石川県ナースセンターの第5回再就業支援セミナー「循環器・心電図について学ぼう」は7月19日(木)、金沢循環器病院で行われ、現役ナースや、現在離職中で再就業を検討している方など24人が講義と実技を通して、この分野の基礎を再確認しました。

冒頭に同病院の木間美津子看護部長があいさつし、角田久子副看護部長による講義が始まりました。この日のポイントは、「標準12誘導心電図とは」「心電図の見方」「モニター心電図」について理解することで、心臓に起きている異常を見落とさないために、正常洞調律波形のポイントを基に心電図のどの部分をどのようにチェックすべきかを取り上げました。

講義後、参加者は3グループに分かれて、モデル人形を使った心電図装着の演習に挑みました。ここからは、HCUの義井玲子看護師長が実技指導役として加わり、電極を付ける位置について心臓との関連性を示しながら解説し、実技に臨む参加者には、色に注意して落ち着いて装着すること、位置と感覚に気をつけることなどを繰り返し説きました。セミナーの最後に、角田副看護部長が「心電図はあくまで道具なので、普段から患者さんのそばでしっかりと観察することを大切にしてほしい」とエールを送りました。

参加者アンケートでは「今回の学びを活かして症状の観察や予測につなげたいです」「心不全疾患の患者さんが多いので、今後も現場で役立てたいです」「心臓の解剖図を理解することがアセスメントしやすいと知ることができた」などの感想が寄せられました。

安全で負担の少ない移乗と移動のポイントを学ぶ


第4回再就業支援セミナー「基礎技術 トランスファーについて学ぼう」は6月28日(木)、金沢市の石川県済生会金沢病院で実施され、移乗・移動をメインテーマに、17名の参加者が利用者と介助者お互いにとって安全で、負担のかからない介助方法を実践しました。

最初に回復期リハ病棟協議会認定看護師の中島美枝子さんが講師を務め、体位変換と移乗、移動の定義や留意点などの基本ポイントを整理、解説しました。次にリハビリテーション部の理学療法士、波拓夢さんが実際に看護・介護の現場を想定しながら、安定性を高める姿勢や、介助前のベッドの高さや車椅子の有効な位置取り、腰を痛めない重心移動の方法などを指導しました。
 
講義後の実技では、片麻痺の患者さんをベッドから車椅子に移すという設定で、ベッドの上で体位変換し、上半身を起き上がらせ、車椅子に移すという一連の流れに、参加者は取り組みました。理学療法士の米倉佐恵さんがメインの指導役となり、接地面と摩擦力をなるべく減らすことで介助しやすくなることや、常に先の動作を考えてポジショニングをすることなどを伝えました。有用なアドバイスの数々をメモしながら、質問をするなど熱心な参加者の姿が目立ちました。講義後のアンケートには「現場ですぐに活かせるトランスファーを学ぶことができました」「高齢の患者さんの負担軽減に活かしたい」などの感想が集まりました。

感染対策の基本となる手指衛生や個人防護具について理解


第3回再就業支援セミナー「看護基礎技術 感染管理について学ぼう」は6月14日(木)、金沢市のKKR北陸病院で開催されました。参加者9名は感染対策の基本となる標準予防策と感染経路別の対策を重点的に学び、病院・施設における医療従事者の役割を再認識しました。

セミナーの冒頭に同病院の前田順子看護部長があいさつし、感染管理認定看護師の井口聡子さんによる講義が始まりました。井口さんは、患者とその周辺に触れる前後や清潔・無菌操作の前など、手指衛生が必要となる具体的な場面を挙げ、適切な手洗いをしない限り、手は汚れたままであることを強調。参加者は蛍光塗料をつけた手を洗った後にブラックライトで手洗い不足の確認実験を通し、指先など洗い残しをしやすい部位をそれぞれの目で確認しました。

個人防護具の着脱方法の演習では、マスクや手袋の正しい付け方や、ガウン・エプロンを着用する際の注意点など、常に清潔な状態をキープする方法を説明しました。最後にノロウイルスの予防対策として、吐物の処理、周辺の消毒についても解説しました。参加者からは「今回もたくさんの発見がありました」「手袋のピンホールの多さに驚きました」などの感想をいただきました。

排泄ケアは専門的な知識や技術を要し、自立支援を促す点を認識


第2回再就業支援セミナー「排泄ケア 自立支援を促すケアとは」は5月29日(火)、国民健康保険小松市民病院で行われました。参加者9名は「急性期から寝たきりをつくらない看護」「人生の最後までを支える尊厳ある排泄ケア」など、同病院看護部が排泄ケアにおいて大切にしている考えや思いに触れながら、基本となる知識や、感染の危険と対策、適正なおむつの選択と当て方、評価、自立支援の促進など、幅広い内容を講義と実技で学びました。

前半の講義では、同病院看護副部長で院内排尿ケア委員としても活躍する湯野智香子さんが講師を務めました。湯野さんは、排泄パターンを把握して安全で適切な介助方法を選択することや、排泄は個人的な習慣であることを認識し、それぞれの価値観に配慮すること、また、羞恥心と安全について配慮することを大切なポイントとして挙げました。また、おむつの特性や種類を理解することがケアの向上につながると、自身の経験を交えながら講義を進めました。

後半の実技では、院内排尿ケア委員会副院長の中田晴美看護副部長も加わり、おむつの吸水実験を通して構造について解説した後、正しいおむつの当て方を一人ひとりに指導しました。最後に参加者同士の意見交換が行われ、「セミナーに参加して、患者さんの自立を支援するために、おむつを取るという考えを持つことができた」「本日学んだ内容を職場で普及したい」など、より良いケアへの想いを新たにしました。

採血・点滴・CVポートの一連の流れを実技と講義で習得


本年度第1回目となる再就業支援セミナー「看護技術(採血・点滴・CVポート)について振り返ろう」は5月17日(木)、国立病院機構金沢医療センター(金沢市)で開催され、参加者20名が講義と実技を通して、看護の基本スキルをあらためて学び直しました。

セミナーでは、同センターの藤本悦子教育担当副看護師長が、採血と静脈注射の安全な手順と観察ポイント、CVポートの構造について講義し、さまざまな器具の取り扱い方と使用上の注意点、事前に医師の指示と患者の氏名を確認することなどを重要なポイントとして挙げました。

講義の後、参加者はモデル腕に採血と静脈注射をする演習に臨みました。同センターの教育担当師長の燕真理子さん、副看護部長の山崎悦子さん、感染管理認定看護師で医療安全副師長の西原寿代さんも指導役として加わり、採血針の刺入時の角度や、採血管の抜去の手順、針の抜き方などを指導したほか、参加者からの個別の質問にも丁寧に対応しました。
参加者アンケートでは「再就職前に自信や勘を取り戻す良い機会になりました」「注意すべきポイントをしっかりと復習して今後に役立てたい」などの感想をいただきました。石川県ナースセンターでは本年度全11回のセミナーを開催します。各回の詳細は石川県看護協会のホームページをご覧ください。

平成29年度再就業支援セミナー

積極的に声を掛け合いながら、協力して救急蘇生に取り組む


本年度最後となる第10回の再就業セミナーは2月9日(金)、「救急蘇生」をテーマに白山石川医療企業団公立つるぎ病院で開催されました。参加者7人は、BLS(一次救命措置)とCPR(心肺蘇生法)を的確に行うことと、AED(自動体外式除細動器)を安全に使用することを目標に、講義と実技に取り組みました。

講義では、講師の大月真由美さん(災害看護活動推進員)が救急蘇生の一連の流れと、各処置の重要なところと注意点などを解説。冒頭に「一人でやろうとはせず、まずは人を呼ぶこと」の大切さを説きました。このほか、AEDを使用する際は、音声ガイダンスをよく聞いて従うことや、体が濡れていたら拭き取ることなど、要点を押さえながら、講義を進めました。

実技では、廣川由美子さん(災害活動推進員)と、中山こず恵さん(災害支援看護師)、織田瑞穂さん(災害支援看護師)が指導役として加わりました。参加者は2人1組となり、お互いに声を掛け合って交代のタイミングをはかりながら、トレーニング用の人形に継続して胸骨圧迫、心臓マッサージを加えるなどの実技を通して講義内容への理解をさらに深めました。

セミナー後、参加者からは「マンツーマンの指導を受けることができてよかった」「実践的な内容で、気道確保や心臓マッサージの大切さをあらためて感じました」などの感想が寄せられました。石川県ナースセンターの再就業セミナーは、平成30年度も県内各地で実施します。詳細が決まり次第、石川県看護協会のHPなどでお知らせします。

一人ひとりの個性を尊重し、みんなが心地よく暮らせるための
ケアを勧める


第9回セミナーは12月5日(火)、金沢市の岡部病院で開かれ、参加者15人が認知症ケアについて学びました。精神科認定看護師で同病院看護部長の高橋ひろえさんが講師を務め、自身の看護への思いと今日までの学び、ケアの経験を交えながら、高齢の患者と関わる上でのポイントなど、さまざまなアドバイスを送りました。

基礎知識の講義では、認知症の症状は記憶障害や理解・判断力の低下などの中核症状と、不眠、徘徊、せん妄などの周辺症状の二つに分けることができ、このうち周辺症状は医療従事者の関わり方や環境によって抑えることができると解説。適切なケアをするためにアルツハイマー型やレビー小体型など医学的な分類を把握した上で、それぞれ異なる経過と症状を理解することを説きました。

コミュニケーションを取る際は、相手のペースに合わせること、こちらの感情は伝わることなどを注意点としてあげ、「ストレスとうまくつきあい、完璧を目指さずに前向きにケアを続けましょう」と呼びかけました。

セミナーでは冒頭に参加者の気持ちをほぐすためのゲームや、お年寄りの気持ちを理解するためのDVD鑑賞のほか、最後は時代劇「水戸黄門」の主題歌を童謡「どんぐりころころ」のメロディーに合わせて歌い、違う角度からものごとを捉えることを勧めました。参加者アンケートでは「一人ひとりと笑顔で接していけたらいいなと思いました」などの感想が寄せられました。

その人らしさを引き出し、納得のいく見送りへとつながるケアを再確認


第8回セミナーは11月16日(木)、石川県済生会金沢病院で実施されました。参加者20名がご遺体にメイクを施すことで、その人らしさを引き出し、残されたご家族との別れの時間を穏やかにするエンゼルケアについて学びを新たにしました。

同病院の緩和ケア認定看護師、齋藤優生さんと茨城遼子さんが講師を務めました。齋藤さんは「エンゼルケアと遺体の変化について」、茨城さんは「『その人らしさ』をひきだすエンゼルメイク」について講義し、ご遺体の処置ではなく個人をケアする意識を持つことや、まずは口腔ケアから始めることなどを解説しました。

その後、参加者は3グループに分かれ、病院で実際に使用しているメイク道具を使ってクレンジングやファンデーションなど、エンゼルメイクの演習に臨みました。講師の二人は、ご家族にお声かけをして一緒にメイクをしたことで場の雰囲気が安らいだ経験談を交えながら、乾燥を抑え、血色を良くし、表情を穏やかにする手順とポイントを指導しました。

参加者の多くが過去に仕事で看取りを経験しており、それぞれの体験から「髭はどのように剃ればいいか」「詰め物についての葬儀社と考え方が違う」「口をうまくふさぐ方法はないか」など、講師への疑問・質問も相次ぎました。

呼吸ケアについて講義とモデル人形を使用した実技で学ぶ


第7回セミナー「看護技術 呼吸ケアについて学ぼう」は10月19日(木)、七尾市の恵寿総合病院で開催されました。同病院所属で慢性期呼吸疾患看護認定看護師 特定行為研修修了看護師の船山真理子さんと山本美保さんが講師を務め、呼吸のフィジカルアセスメント、酸素療法、気管吸引をテーマに、知っておきたい知識と技術について参加者16名に指導しました。

呼吸のフィジカルアセスメントでは船山さんの講義後、参加者は持参した聴診器をモデル人形に当て、呼吸の深さと回数、音の高さと大きさなどから症状を探る観察・聴診時のポイントを学びました。

次いで山本さんの講義は「呼吸の意義」の説明から始まり、酸素療法における「低流量システムと高流量システム」をこの日の知ってほしいポイントとして重点的に解説しました。吸痰模型を使った実技では、気管の構造を把握した上で管を通すことや、咳のタイミングをはかって挿入することなど、参加者は的確なアドバイスに耳を傾けながら、負担をかけない気管吸引(気道クリアランス)に臨みました。

終了後のアンケートでは、「酸素療法の機器について知ることができて良かった」「講義内容がわかりやすく充実していた」などの感想をいただきました。

食事介助や口腔ケアなど日常を支える看護技術に理解


第6回セミナーは9月28日(木)、金沢市の医王病院で開催されました。参加者17名は「摂食・嚥下の基本」と食べる意義を再認識し、食事介助・経管栄養・口腔ケアについて、講義と実技で理解を深めながら、現場で実践できる技術の習得に励みました。

講師は、同病院で摂食・嚥下障害認定看護師として活躍する林瑶子さんと木村美穂さんが務めました。前半は林さんが摂食嚥下のメカニズムや肺炎予防、経管栄養などを解説。食事介助の実技では、同病院栄養部の協力で準備されたソフト食と嚥下食を、目をつむった相手に食べさせることに課題にして正しいスプーンの使い方や、声かけの大切さを説きました。

続いて木村さんが口腔ケアの意義・効果・手順について講義、口唇保護のために保湿剤や水分を使用すること、ブラッシングは軽い力で行うことなどを勧めたほか、唾液の分泌を促して舌を滑らかに動かすための準備体操を参加者全員で行いました。

セミナー後、参加者からは「お茶ゼリーの試食など新鮮な気持ちで実技を楽しむことができました」「歯周病予防の必要性を再認識できました」などの感想が寄せられました。

PC初心者も表の作成と計算の基礎を一から習得


第5回セミナーは9月7日(木)、金沢市の石川県IT総合人材育成センターで開かれ、参加者16名は表計算ソフトExcelを使った作業の効率を向上させるために必要不可欠なテクニックを学びました。

講師は同センターの城戸恵子専任講師が務め、Excelを使用して架空の商店の売り上げ表を一から作成することを課題に、データ入力や数式・関数機能による各種計算、セルの書式設定など基礎から応用まで丁寧に解説しました。城戸専任講師は正確で無駄の無い作業をすることに重点を置き、オートフィル機能や絶対参照などの活用を参加者に勧めました。会場にはアシスタントの講師も付き、参加者が操作方法などに行き詰ると、すばやくヘルプに入りました。

参加者は最後に作成した売り上げ表のデータを基にした棒グラフも作成し、フォントとカラーリング、レイアウトなどを調整して見栄えの良さも整えた後、プリントアウトをして本日の成果を確認しました。参加者アンケートには「Excelを使う機会は多いので今回のセミナーの内容を役立てたい」「今までよりパソコンに愛着がわきました」などの感想が寄せられました。

分かりやすい内容の講義と演習で心電図を基礎から再確認


石川県ナースセンターの第4回セミナーは7月20日(木)、金沢循環器病院で開催されました。参加者26名が心電図の正しい読み取り方と電極の装着方法について、講義と実技を通して基礎から学びました。 

セミナーの冒頭、金沢循環器病院の木間美津子看護部長が「今回のセミナーで心電図を身近なものにして、これからの看護に役立ててください」と挨拶し、角田久子副看護部長による講義が始まりました。講義では、心臓の異常を把握する上で必要不可欠とされる標準12誘導心電図や、波形を見る際に気をつけるポイント、モニター心電図を用いる上での注意点など、心電図について幅広く解説しました。

講義後は、成人と小児のモデル人形を使って、12誘導心電図の装着の実技指導が行われました。指導には同病院の義井玲子看護師長も加わり、参加者に電極の取り付け方や心電図の読み取り方について、アドバイスを送るほか、参加者からの質問にも丁寧に対応しました。最後に角田副看護部長は「ナースの役割は日頃から接する患者さんに異常がないかを確認することです。考えて行動することを大切にしましょう」と話しました。

体に負担をかけず、合理的に動かす方法を実技中心で学ぶ


第3回再就業支援セミナー「トランスファーについて学ぼう」は6月29日(木)、金沢市の石川県済生会金沢病院で実施されました。患者と介助者双方が安全で負担を感じない、「体位変換」「移乗」「移動」の方法について、参加者13名が実技中心のプログラムで学びました。

この日は、回復期リハ病棟協議会認定看護師の中島美枝子さんがメインの講師を務め、実技演習も「要介護者をベッドから車いすに移す方法」「背中が丸い高齢の方の移乗の仕方」など看護、介護の場面を想定し、車いすの位置やベッドの高さなど動作前の注意点や、安定と安全を重視した手足の使い方を指導しました。実技指導ではリハビリ部門の技師からも「体位変換」「移乗」「移動」についてデモンストレーションで実際の方法・手順を解りやすく解説していただきました。

参加者からは「体の接地面を小さくすることで、楽に動かすことができた」「コツをつかむことができたので、今後につなげたい」という声が上がりました。セミナーの冒頭と最後に浦美奈子看護部長があいさつをし、再就業に前向きな参加者にエールを送りました。

手指衛生や防護具の着用方法など感染管理の基礎を徹底解説


第2回再就業支援セミナー「感染管理について学ぼう」は6月8日(木)、金沢市のKKR北陸病院で開催されました。参加者12人は講義と演習を通し、標準予防策の基本となる手指衛生の必要性や正しい方法を学んだ上で、「接触」「飛沫」「空気」と3つの経路別予防策についても理解を深めました。

セミナーの冒頭、同病院の前田順子看護部長があいさつし、感染管理認定看護師として活躍する井口聡子さんが講義を開始しました。演習で井口さんは、マスクやエプロン、手袋など個人防護具の正しい着脱方法とタイミング、取り扱い上の注意点を解説したほか、二重に装着した手袋に潜む危険性を例に挙げ、現場では常に感染のリスクに配慮することを強調しました。

最後に井口さんは「感染管理は一人で頑張っても効果がありません。ぜひ勤務先の同僚と知識とスキルを共有して、全体で取り組んでください」と呼びかけました。講義後、参加者からは「一つひとつの動作の根拠を分かりやすく教えてもらい良かったです」などの感想が寄せられました。

実技中心のプログラムで基本をしっかり確認


本年度第1目の再就業支援セミナーは5月25日(木)、金沢市の城北病院で「注射・採血・点滴・CVポート」をテーマに開催されました。参加者18名は、看護技術の基本技術となる採血や点滴・CVポートについて講義と実技を通して再確認し、疑問や不安を解消しました。

セミナーは藤牧和看護部長の開講の挨拶で始まり、参加者は5つのグループに分かれ、各グループの指導役を務める同病院の看護主任6名から、安全な器材の使用方法や正しい手順のほか、個々の手技について質問し、その都度、丁寧なアドバイスを受けました。セミナー後の懇談会では、「ブランクがあったので、現在の基準を知ることができて大変勉強になりました」「何回も演習させていただいて良かった」など、さまざまな感想が寄せられました。

今回、指導役としてご協力いただいた同病院の看護主任は、大島純子さん、本田千春さん、長内千恵さん、鬼束玲子さん、竹村香さん、北村香里さんです。

平成28年度再就業支援セミナー

乳児、小児の救急蘇生にも対応できる力を養成


本年度最後の第9回セミナーは1月26日(木)、石川県立中央病院で開催され、参加者12人は小児、乳児が心肺停止にした際の的確な対応について、講義と実技を通して学びました。

講師は同病院救命救急センターの小児救急看護認定看護師、井上泉さんが務め、意識を確認する際、乳児は足の裏を叩き、小児は両肩を叩くなど大人との相違点を挙げながら、一連の流れを丁寧に解説。実技演習では、BLS(Basic Life Support)インストラクターの看護師長戸昌美さんも指導に加わり小児と乳児のモデル人形を用い、参加者は4グループに分かれ、それぞれ役割を分担しながら、成人と異なる胸骨圧迫の位置や方法などを確認したほか、胸骨圧迫のテンポ・深さやバルブマスクを用いた換気について講師から指導を受けました。

井上さんはBLSでは、一定のリズムで押すことと戻すことや、見て聞いて感じることの大切さを強調しました。講義後、参加者からは「乳児については初めてで勉強になりました」「基本をしっかりと押さえることができました」など、さまざまな感想が寄せられました。

エンゼルケアで、その人らしい表情を整えて最期のお別れを。


第8回セミナー「看護技術『エンゼルケア』について学ぼう」は11月24日(木)、石川県済生会金沢病院で開催されました。参加者は同病院担当ナースの指導の下、演習を受けながら、残された家族の納得や満足、生前の思い出の創造につながるエンゼルケア(エンゼルメイクを含む死後ケア全般のこと)について認識を新たにしました。
 
セミナーは、同病院で緩和ケア認定看護師として活躍する齋藤優生さんと梶愛子さん、茨木遼子さんが講師を務めました。越田師長のあいさつの後、梶さんがエンゼルケアの目的や、死後変化で注意すべきこととして体温管理や乾燥などを解説、ご家族の意向に耳を傾け、さまざまなニーズに応えるケアをすることを強調しました。続いて、茨木さんが男性と女性、それぞれのメイクの手順やポイントを取り上げました。
 
講義後の演習では、齋藤さんと梶さんがエンゼルメイクの指導にあたり、実際に同病院で使用されている化粧道具を使用し、表情を穏やかにするためのクレンジングマッサージの方法や、血色を補い乾燥を抑えるためのファンデーションの塗り方などを指導しました。
 
最後にセミナー参加者が「昔のやり方との違いが分かり、とても良い講義と実技でした。これからの業務に活かすことができそうです」「エンゼルケアは、大切な人を失ったご家族のためのケアでもあることが分かりました」など、それぞれが自由に感想を発表しました。

ケアの質を高め、誤嚥性肺炎予防を効果的に発揮するための食事介助・口腔ケアを体験


第7回セミナー「看護技術『摂食・嚥下障害』食事介助・経管栄養・口腔ケアについて学ぼう」は11月8日(火)、金沢市の医王病院で開催されました。本セミナーでは食事介助や経管栄養、口腔ケアについて、エビデンスを基にした講義と演習を通して実践できる知識と技術を身に付けることができるよう、20名の参加者は和やかな中にも真剣な面持ちで臨みました。
 
冒頭で安田忍看護部長があいさつした後、同病院の摂食嚥下障害看護認定看護師の林瑤子さんが嚥下のメカニズム、嚥下障害について、肺炎予防、食事介助の方法、食形態の選択について丁寧に解説しました。実技指導では二人一組のペアになり、実際に同病院で提供している小松菜やおかゆなどをゼリー状にした嚥下食を用い、食事介助の方法を学びました。林さんは「事前に口に入れるものを教えるなど、食事介助は看護師と患者さんとの信頼関係とコミュニケーションが大切です」と説明しました。
 
このほか、参加者はペアになって誤嚥性肺炎を防ぐため、スポンジブラシを使ったブラッシングを実践し、一人ひとりの状態に合わせて口腔ケアの方法を検討することの重要性も認識しました。最後に全員でお口の体操「歯あわせ健口体操」をしてセミナーを締めくくりました。
 
セミナー後のアンケートでは、「初めて嚥下食を食べました。患者さんの立場に立ち食事をすることで、患者さんの気持ちが少しわかったような気がします」「実際に体験すると、声かけがどれだけ大切か気づかされました」「明日から他のスタッフにも広めます」などの感想が寄せられ、習得した技術を実践に活かせる有意義なセミナーとなりました。

安全で痛みのない移乗・移動・体位変換を習得、現場での自信につなげよう


第6回セミナー「看護の基礎技術 トランスファーについて学ぼう」は10月13日(木)、金沢市の石川県済生会金沢病院で開催されました。セミナーは「体位変換」「移乗」「移動」の3部構成で、各項目の重点ポイントと、ちょっとしたコツや身近にあるものを使っての移乗など、講義と実技を通して詳しく学び、日ごろの問題解決にも繋がるセミナーとなりました。
 
冒頭に浦美奈子看護部長があいさつした後、講師のリハビリ担当看護師・浅野幸恵さんが、なぜ体位変換が必要か、その方法や補助器具などについて解説しました。続いてリハビリテーション部の宮地諒さんから移乗・移動の安全な方法、対象者の能力を活かす・介助時の姿勢や、状況に合わせた補助用具の選択などについて講義が行われました。後半の実技では3班に分かれ、最新のギャッジベッドを体験したり、全員が患者役と介助者役を体験しながら、安全で苦痛のない移乗や介助者自身の体の位置や使い方のポイントなどについて、宮地さんと実技指導担当の看護師米倉佐恵さんが参加者の疑問点に答えながら、丁寧に指導に当たりました。
 
セミナーの参加者からは、患者さんの移動・移乗・体位変換等では、さまざまな場面があり、「どこを持てばよいか悩んでいたが解決できた」「わずかに位置を工夫することで移動しやすいことを知りました」「道具があるのにこれまで使いこなせていなかった。これからは職場で活かしたい」また、「患者さんに苦痛を与えない、介助者自身の安全を守るトランスファーについて学ぶことができました」などの声が聞かれました。

パワーポイントの多彩な機能を活かし、スライド作成に挑戦


第5回セミナー「パソコン講座 パワーポイントの基礎と応用について学ぼう!」は、9月1日(木)に石川県IT総合人材育成センターで開かれました。同センター認定講師の城戸恵子さんの指導のもと、サブ講師として蔦亜季葉さんも加わり、参加者15人が発表や資料用のスライド作成に用いるプレゼンテーションソフトPowerPointの基本操作と活用法を学びました。

 セミナーでは市販のテキストも参照しながら、お手本に従ってスライドを作り、文章入力やデザイン変更、写真と表の挿入などの機能と操作を一つひとつおぼえていきました。パソコンに慣れていない参加者にも個別に丁寧な指導がなされ、使える画面効果の多彩さに参加者たちから感心の声が上がるなど、病院業務でも研究発表や資料の作成に欠かせない存在になりつつあるPowerPointについて深く知ることができました。

 講師の城戸さんからは実際の発表時における機能の賢い使い方などのアドバイスも行われ、セミナー後の参加者からは、「話がとても分かりやすかった」「苦手だったパソコンに対する興味が湧いた」「同じ内容でもっと詳しく学びたい」などの感想が寄せられました。

フットケアの大切さとおむつケアを習得


第4回セミナー「皮膚清潔・排泄ケアについて学ぼう」は7月21日(木)、石川県済生会金沢病院で開催されました。参加者10人が講義と実技を通して、正しいおむつの当て方や、足と爪を守るためのフットケアについて認識を新たにし、実践で活用できる知識と技術を得ました。
 
浦美奈子看護部長があいさつした後、同病院で皮膚・排泄ケア認定看護師として、さらにフットケア指導士として活躍する細田夕子さんが足と爪の構造・観察の基本や、トラブルを回避するための靴の選び方、爪切りの方法、おむつのインナーの当て方など多彩な内容を指導しました。講義の最後に「自尊心の低下を招く恐れのある排泄ケアは、デリケートな分野で看護師と介護士が果たす役割は大きい」と、この分野の重要性を強調しました。実技では同病院のナー
スとマンツーマンになり、おむつの当てる際の注意点・評価方法などを確認しました。
 
セミナー後、参加者からは「現場ですぐ使えそうな内容で自信がついた」「フットケアについて詳しく知ることができた」「寝たきりの方の皮膚清潔の方法を学ぶことができた」などの感想を聞くことができました。

現場で使える呼吸器ケアを習得


第3回セミナー「看護技術 呼吸器ケアについて学ぼう」は6月30日(木)、七尾市の恵寿総合病院で開催されました。セミナーは「呼吸のフィジカルアセスメント」「酸素吸入療法」「気道クリアランス」の3部構成で、参加者は呼吸器ケアの基本はもちろん、最新の技術や医療器具について講義と実技を通して詳しく学びました。

講師はともに慢性呼吸器疾患看護認定看護師として活躍する船山真理子さんと山本美保さんが務め、最初に「呼吸のフィジカルアセスメント」では患者さんの状態を正確に理解するための聴診のポイントを解説しました。次に「酸素吸入療法」では呼吸・酸素療法の基礎知識や、酸素を投与する器具(20種類以上)について実技を交えて装着のポイントを伝え、低流量システムと高流量システムを理解することの重要性を説きました。最後に「気道クリアランス」では感染予防と患者さんの負担を減らす観点から正しい吸痰の手順を手ほどきし、本橋俊美看護部長のあいさつでセミナーを締めくくりました。

セミナー後のアンケートでは、「これまであいまいだった酸素流入について理解できました」「呼吸音について大変勉強になりました。実技の内容は現場でもすぐに使えそうです」などの感想が寄せられました。

スキルアップと一緒に疑問と不安も解決!


2回セミナー「看護の基礎技術(注射・採血・点滴・ポート)を確認しよう」は519日(木)、金沢市の城北病院で開催されました。本セミナーは模擬採血やCVポートの管理など演習を通じ、スキルアップに重点を置く構成で、参加者一人ひとりが疑問点や不安な点などを熱心に質問するなど大切な基本をしっかりと確認しました。   セミナーは冒頭に同病院の野村鈴恵看護部長があいさつした後、同病院看護師による手順や安全対策のポイントなどの講義が行われました。その後の演習では、参加者18人が4つのグループに分かれ、鈴木千尋師長や大島純子主任ら同病院の看護師から医療器具の使用方法や安全を確保する際のポイントなど丁寧な指導を受けました。   演習後は「技術の振り返りと、新しい医療器具を知ることができてよかった」「ブランクもあり、現役時代は注射が苦手で避けていたけど、セミナーの内容を活かして今後は取り組みたい」など各自が感想を述べました。

合理性と経済性から感染予防について考える


石川県ナースセンターの平成28年度第1回セミナー「看護基礎技術『感染管理』理論・実践・経済性について学ぼう」は428日(木)、金沢市の小池病院で開催され、同病院の龍口さだ子看護部長がエビデンス(根拠)に基づいた経済的合理的に優れたケアについて、実技を交えながら、参加者に丁寧に解説しました。           講義では海外の先進的な事例を挙げ、患者や医療従事者を守るためには全ての動作に根拠を持つことや環境に配慮すること、コストを意識することなどをポイントとして強調しました。参加者は、現場での感染を予防するためには医療従事者一人ひとりが普段から感染へのリスクおよび予防への意識を高く持つことの重要性を再認識しました。   このほか、手指衛生の手順や、プラスチックエプロン、手袋など個人防護具の正しい着脱法の実技指導も行われました。最後に龍口看護部長が「これからも正確な知識と情報を得て、勤務する施設のスタッフと共有してほしい」とメッセージを送りました。参加者からは「日頃の勤務態度を見直すことができた」「外国の感染予防策は参考になった」などの感想をいただきました。

平成27年度再就業支援セミナー

《報告》1月29日(金)、2月9日(火)


救急蘇生の手順を習得する第8、9回セミナーは、1月29日(金)と2月9日(火)に石川県立中央病院で行われました。小児救急看護認定看護師の井上泉さんら同病院のスタッフが胸骨圧迫と人工呼吸の方法や、AEDの使い方などを丁寧に指導しました。参加者は一連の流れを練習しながら、まずは周囲の助けを求めることや、救助が来るまで交代しながら、蘇生を繰り返すことなどの重要性を再認識しました。

《報告》11月17日(火)


第7回セミナーは11月17日(火)、金沢市の医王病院で開かれ、参加者16人は食事介助や口腔ケアの講義と実技を通じて、摂食嚥下障害看護の基本を学びました。
講師は同病院の摂食嚥下障害看護認定看護師の浅井瑤子さんが務め、嚥下のメカニズムや肺炎予防、適切な食形態や口腔ケアの方法などを説明しました。実技では参加者が二人一組のペアになり、ソフト食や嚥下食などを使った食事介助を実践したり、互いの口腔をケアしたりと、この分野のケアの意義と難しさを実感しました。最後に「むすんでひらいて」のメロディーに乗って、口の体操をしてセミナーを締めくくりました。

《報告》11月12日(木)


感染管理をテーマにした第6回セミナーは11月12日(木)、金沢市立病院で開催されました。参加した15人は座学で標準予防策への理解を深めた後、日々のケアに欠かせない手指衛生と防護具の着脱の正しい方法などを習得しました。
セミナーは同病院の中西容子看護部長のあいさつで始まり、講師の架間ゆき子感染管理認定看護師が感染発生の理由や手洗いのタイミングなどを丁寧に解説しました。セミナーの最後には、おむつ交換のデモンストレーションが行われ、参加者は前もって準備をすることや手順を守ること、しっかりと片付けるなど感染予防のポイントのおさらいをしました。

《報告》10月22日(木)


第5回セミナーは10月22日(木)、石川県IT総合人材育成センターで開かれ、受講者20人が表計算ソフトExcelを使い、複雑な計算式を使う方法や見やすいグラフの作り方などを学びました。講師は前回のセミナーから引き続き、城戸恵子さんが担当し、入力の基本や、さまざまな数値の出し方など、このソフトを使いこなす上で知っておきたいことを指導しました。作業効率を上げるための技を披露するたびに、受講者からはExcelの便利さや奥深さに感じ入った声が上がりました。

《報告》9月3日(木)


第4回セミナーは9月3日(木)、石川県IT総合人材育成センターで開かれました。テーマは看護の現場で今や欠かせないスキルとなったパソコンの基本操作で、中でも最もよく使われる文章作成ソフトWordについて、参加者は当日の課題となった案内文の作成を目標に、パソコンの操作方法について理解を深めました。
講師は城戸恵子さん、サブ講師は蔦亜季葉さんが務め、分からない参加者がいれば個別に対応するなど、一つずつ丁寧に解説しました。文字の編集の方法や、基本的なレイアウト、表の作成など、さまざまなスキルを学ぶ内容に、参加者からは「知らない機能が分かりためになった」「今後の業務に活かしたい」などの感想が寄せられました。10月には関連してExcelの基礎と応用を学ぶ講座も開講されます。

《報告》7月16日(木)


第3回セミナーは7月16日(木)、石川県済生会金沢病院で実施され、参加者14人が皮膚・排泄ケアについて学びました。講師は同病院の皮膚・排泄ケア認定看護師の細田夕子さんが務め、実技には褥瘡リンクナースの皆さんも加わり、丁寧に指導しました。講義の後、快適な着用感で身体が動かしやすいおむつの当て方や、さまざまなスキンケア用品を実際に使用して用途や効果を知る実技が行われました。最後の意見交換では、さまざまな質問が寄せられた後、「看護職として皮膚ケアの意味の深さを再認識できた」「おむつの使用法など学んだことを職場の同僚に伝えたい」など感想の声が上がりました。

《報告》6月19日(金)


第2回セミナーは6月19日(金)、石川県立中央病院で開催され、参加者が一時救命処置の実践を通して大切なポイントを学びました。講師は井上泉小児救急看護認定看護師と救急担当看護師が務め、複数人で救助にあたることや、一定のリズムを保つことの大切さを強調しました。最後に参加者がセミナーを振り返り、「冷静に動くことの難しさが分かった」「いざという時に活かしたい」などの意見があがりました。

《報告》5月28日(木)


注射・採血・点滴・ポートをテーマにした第1回セミナーは5月28日(木)、金沢市の城北病院で開催されました。参加者は講義と実演で、手順や注意点などを確認した後、グループに分かれて演習に臨み、講師役の担当看護師から観察のポイントや患者さんへの声かけについてアドバイスなどを受けました。参加者からは「あいまいな点を再確認できた」「丁寧な指導で分かりやすかった」などの感想が寄せられました。

実践!看護技術シリーズ

 教育DVD視聴により看護職の再就業にむけて看護技術の不安の軽減を図る事を目的としています。
 
申込については、下記まで連絡ください。
石川県看護協会 ナースセンター
電話(076)225-7771(ナースセンター直通)